調教番長の競馬部

調教番長の競馬に関する勉強部屋です(^^♪

札幌競馬場 ダートコース 解説

札幌ダート1000M

札幌のダートコースは高低差が0.9mとほとんどなく、これはJRAの競馬場では新潟のダートコースに次ぐもの。また、コーナーの半径が大きく、カーブは緩やか、更に直線距離が264mと短いため逃げ・先行馬が有利という2つの特徴がある。
3コーナーまでの距離は280m。札幌ダートコースの中でも、この1000mはほとんどが下級条件のため、その傾向が強く、逃げた馬の7割が馬券に絡むという逃げ天国。ハイペースとなっても前が止まらず、いわゆる「行った、行った」のパターンも多い。
後方から一気に差し切るのは難しい。巡り合わせもあるだろうが、1枠が不振で回収率が低い。

札幌ダート1700M

札幌のダートコースは高低差が0.9mとほとんどなく、これはJRAの競馬場では新潟のダートコースに次ぐもの。また、コーナーの半径が大きく、カーブは緩やか、更に直線距離が264mと短いため逃げ・先行馬が有利という2つの特徴がある。
最初の1コーナーまでの距離は240m。重賞も組まれているダートのメイン条件で、この距離も前へ行った馬が有利なのだが、1000mほど逃げ馬が強くなく、好位から長くいい脚を使った馬が好成績を残している。また、緩いコーナーを利して一気にポジションを上げるマクリもよく決まる。いずれにせよ、直線入口では前のポジションにいないと厳しい。
好配当を狙うのなら2歳戦。人気馬同士で決まることは少なく、パイロゴールドアリュール産駒が穴を開けている。

札幌ダート2400M

札幌のダートコースは高低差が0.9mとほとんどなく、これはJRAの競馬場では新潟のダートコースに次ぐもの。また、コーナーの半径が大きく、カーブは緩やか、更に直線距離が264mと短いため逃げ・先行馬が有利という2つの特徴がある。
スタートは向こう正面の半ばあたりで、最初のコーナーまでの距離は197m。長丁場だが、芝のようにスローの瞬発力勝負になることは少なく、ある程度速い流れからの持久力勝負。後続もなし崩しに脚を使わされてしまうため、4角後方からでは届かないことが多い。前へ行った馬が有利ではあるが、逃げ馬は最後に捕まってしまい、逃げ切りは集計期間中1回しかない。