調教番長の競馬部

調教番長の競馬に関する勉強部屋です(^^♪

小倉競馬場 ダートコース 解説

小倉ダート1000M

2コーナー出口からのスタートで、3コーナーまでの直線距離は366m。緩い下り坂で、更にスパイラルカーブということもあってスピードが落ちにくい。
そんなコース形態から逃げ馬が圧倒的に有利で、先行争いは激しくなるものの、リードを取り切ればスピードに乗って息を入れることが出来る。とにかくスタート、スピード優先で、下級条件しかないこともあって、人気の逃げ・先行馬がスピードに任せてなだれ込むパターンが多い。
枠番別では1枠が抜けた数字を残していて、流れに乗り損ねて揉まれるパターンが多いのか、4枠の馬が不振となっている。

小倉ダート1700M

スタンド前の直線入口からスタートで、1コーナーまでの直線距離は343m。スタート直後からポジション取りが激しくなるため、前半のペースは速くなる。直線が短いことと、最後の直線はどの馬もバテて上がりを要すること多いため、瞬発力勝負にはならず、4コーナーで前にいた馬が有利。向こう正面で一気に前へ取り付くマクリもよく決まる。
好配当を狙うのなら未勝利戦。展開が紛れることが度々あって、100万を超える大きな配当も7本飛び出している。

小倉ダート2400M

1回小倉開催で行われる条件は古馬500万下のみ。2コーナー出口からスタートして、3コーナーまでの直線距離は320m。下りスタートのため、前半はある程度流れが速くなるが、スタンド前に入る頃にはペースが落ち着き、1~2コーナーの上りでまたペースが緩くなる。1700m同様、最後の直線は脚が上がってしまう馬が多いため、最後の直線入口では前にいないと厳しい。また、この条件でもマクリが決まりやすい。
開催時期のせいもあるのか、若手ジョッキーの活躍が目立ち、減量騎手もよく馬券に絡んでいる。